Hz Sugata edition #01 折_ori

 

Gallery SUGATA, Kyoto
Exhibition with Sai and Akihisa Yamamoto
November 28th – December 20th, 2017

statement

Hz(共鳴表現)とは、陰影artist Saiが場所起因でエディション展開するインスタレーション企画。
つまり地型が起因となり、土地や人の持つ周波数の差異を響かせる共振空間を設けるプロジェクト。
設ける場所のエディションとして、アーティストを可変しそれぞれの縁の響が、人の琴線に近ずくことを願って。
たった一人の琴線に触れることの大切さを今改めて目指す。響のエディション作品とも言える場の提供である。
鑑賞者、作品、空間、土地、分断されたこれらの縁をリノベーションする。
それぞれの間に確かに介在するHz(抽象存在)を一つの表現へと具現化する試み。
それが共鳴表現(Hz)である。

「決して許すことができない屈折や奇異を寿ぐように仰ぎ見る
祈ることよりずっと前からそれはそこにある
異なる響はいずれ溶け合いうねりとなり感情や物質へと浸透していく
無に有を感じ 有に無を感じるように、内へと解放され、外へと内包される
光に闇を見 闇に光を見 その静謐なマグマはふつふつと静かに冷たく煮えたぎり
言葉や文字は悉く力を失い主役を探しつずける「ずっとここにいろ」
雄弁な沈黙伝えてくる先へ先へもっと先へ

いつか響きますように」

Sai

concept

「折」_“ ori”

今心が震えた
「今」の余韻 「今」の集積 「今」の痕跡
溢れ出る「今」を内生に浸透させる
留めようもないからこそ何かに宿す
その憑代となる場を「折」と呼んでみる
「折」は直線で 水平 垂直 比例 矩形 分割を齎らす
その直線は ただ そこに在る

思考したその刹那「今」は失われる
しかしその「震え」は波動となり確かに介在する
生と死の間に「震え」があるなら 闇と光の間にも「震え」がある
言葉や文字 然もすれば思考すら及ばない領域にそれは在る
誰かの「震え」と自分の「今」が共振し一つの共鳴体となる

作品が放つ「震え」 この地が放つ「震え」 人々が放つ「震え」

その溢れ出る震えをそっと折り込む

Sai

作家:山本晃久 八木夕菜 Sai
瞑想:伊藤東凌
展示設計+ディレクション:Sai
ライティング:小川ユウキ
施工(木工):片桐忠夫
施工(貼り込み):長谷川薫 高谷大造
音:sonar、鯨の歌

Meditation workshop by Toryo Ito (Ryosoku-in, Kennin-ji)
Meditation workshop by Toryo Ito (Ryosoku-in, Kennin-ji)